珍客

ピンポンパンポン パンポ~ン ピンポンパン ピンポ~ン


玄関チャイムが鳴ったので、
(ハイ、これが今住んでる家の玄関チャイムの音です。)

痛い腰を庇いながら、
(ハイ、只今腰痛の為、じぃさんみたいな歩き方になってます(笑))

玄関に行って鍵を開ける前に「どちら様ですか?」と聞くと
(ハイ、この家にはインターホンがありません。)

玄関の外から
「ふふふっ、あたし

と嬉しそうに答える声に、全く聞き覚えはありません。

声の感じからすると『随分と歳食っちゃってるあたし』の
正体がわからないまま戸を開けると、
玄関の外に立っていた『80歳近いあたし』が、

「やっとかめだねぇ、ほぉ

と、笑顔で言いました。



『やっとかめだねぇ』は、名古屋弁で「久しぶりだねぇ」
みたいな意味だと思うんですけど・・・


名古屋でも今は年配の人しか使わないと思われる 
この挨拶言葉は、TVなんかでは聞いた事あるけど
生まれて初めて直に言われた この時の『やっとかめ』は、
ちょっと感動寄りのビックリでした

ちなみに私は三河育ちですが、
三河では年配の人でも『やっとかめ』は使わないと思います。
(違ったらごめんねぇ~


そうそう・・・

その全く見覚えのない『80歳近いあたし』が
「やっとかめだねぇ、ほぉと笑顔で訪ねて来た相手は、
前にここに住んでた人なんだろうと私の方はすぐ気づいたんですが・・・



「近くまで来たもんだで、どうしとるかと思って寄ってみただけど・・・」
近くまで来たから、どうしてるかなと思って寄ってみたけれど・・・

と、本当に嬉しそうに話し始めた その話し口調と表情からは

「あたしが突然会いに来たで・・・ビックリしたらぁ?
私が突然会いに来たから・・・ビックリしたでしょ?

・・・的な雰囲気がにじみ出て(る様に私には見え)て、

そう思うと、玄関の戸を開ける前の「ふふふっ、あたし」の時点から
『80歳近いあたし』のサプライズ大作戦
始まってたのかもしれないワケで・・・。


生まれて初めて「やっとかめ」を言われて(それも見も知らぬ『あたし』に)
驚いてる私の表情が

「サプライズ大成功

と思い込ませてしまったのかもしれないけど、
人違いと言う事に気づくのがちょっと遅れちゃった『80歳近いあたし』は、
嬉しそうに話してたと思ったら、突然
「あれ?○○さんじゃない?」
と言い出して
「違いますよ」
と私に言われても、間違いに慌てるでもなく、
人違いサプライズ(?)に照れるでもなく普通に

「ほだらぁ。前はここんトコに表札があったが
そうでしょ。前はここに表札があったけど

なくなっとるもんで変だと思っとったんだわぁ。
なくなってるから変だと思ってたの。

ほんで○○さんは、どこ行かぁした?」
それで○○さんは、どこに行ったの?

などなど・・・人違いだとわかってからも暫く玄関先で話して

「ほいじゃ悪かったねぇ」
それでは、ごめんくださいませ(←ホントかなぁ(笑))

と帰って行った見知らぬ『80歳近いあたし』でした(笑)


「あの位の歳になると、
流石にチョットやソットの事じゃ動じないんだなぁ(なるほどぉ)」
と妙に感心してしまった珍客の訪問でした(笑)


余談ですが・・・

「やっとかめだねぇ、ほぉ」

「ほぉ」ですが、

これは三河でもたま~に聞く事があります。

やっぱり年配の・・・特におばぁちゃんが使う様に思うのですが
私は正確な意味を知りません。

人を呼び止める時に

「ほぉ、ほぉ」

と言うのは「ちょっと、ちょっと」な感じだと思うんですけど、

「やっとかめだねぇ、ほぉ」と同じ様に
「どうしとるかねぇ、ほぉ」とか言葉のお尻んトコに付いてる
なきゃないで何の問題もなさそうな「ほぉ」は・・・


「さ~のヨイヨイ」とか「は~こりゃこりゃ」みたいな

『(ひとり)合いの手』的なモン?・・・知らんけど




















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この記事へのコメント

しゅくりぴぃまま
2008年11月03日 10:01
ちょ~可愛いおばあちゃんだね
ちなみに、「やっとかめだねぇ、ほぉ」の「ほぉ」は、「しばらくぶりだねぇ、ほんとに」という自己完結の相槌だと思うのは私だけ?
それにしても、腰悪くしてるの?
最近kazuboが現れないので、スタッフも心配してたんだよ~
無理すると長引くので、養生してよ~

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